2つの指輪
2008年 06月 23日
部屋を整理してたら、指輪がでてきた。
これといって高価そうでもない、安物の指輪である。
大きさはボクの薬指にピッタリなので、ボクのなんだろう。
でも、全然記憶にない。
まったくもって記憶にないのだ・・・・。
それにしても指にシックイくる。
嫁さんに聞いたけど、こんな指輪はあげたことがない、という。
さて、そんな指輪騒動(騒動ってほどでもないが・・)があってから1週間後のこと、嫁さんから携帯に電話がかかってきた。
“今日、部屋を掃除してたら、アレとまったくおんなじ指輪がでてきた・・・・”
家に帰って2つの指輪を見比べてみると、まったく同じデザインでまったく同じ大きさである。
いったいこの指輪は何なんだ・・・・。
女性関係?
う~ん、気になる・・・・。
女性からもらったんだとしたら、忘れるなんて、なんて非情なオトコなんだ、ボクは・・・。
数日後、やっと思い出した。
3年前の夏、カナダ人の友人から手品を教わった。
これはかなりビックリするくらい不思議な手品なのだ。
ロープに指輪を通して、ロープをハサミで切るのに、ロープが切れてないという手品である。
そのときにロープとこの指輪をもらったんだった・・・・。
家に帰ってきて、嫁さんに2~3回その手品をやって、驚かして、そのまんまロープも指輪もその辺にしまっておいたんだ・・・・。
その指輪の存在も忘れてるくらいだから、もちろん手品のタネはキレイさっぱり忘れている。
残念・・・。
by taskcare
| 2008-06-23 09:29
| ビクトリア生活